多くのランナーに愛用されているガーミンのランニングウォッチの「ForeAthlete」シリーズ。
「ForeAthlete」シリーズの中でも、初心者用のシンプルな機能のものから、上級者用の様々な機能が搭載されているものまでと多種多様なウォッチがあります。
ランニングウォッチを初めて購入される方は、基本的に必要最低限の機能を持つもので十分です。
しかし、人によっては色々な測定ができる多機能なランニングウォッチが良いという方もいらっしゃると思います。
なので、ここではガーミンのランニングウォッチの代表格「ForeAthlete」シリーズの6種類のウォッチの機能を比較して見ていきます。
あなたが必要としている機能を持つ最適なランニングウォッチを見つけていきましょう!
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Contents
ガーミンのランニングウォッチの比較
ガーミンのランニングウォッチは、一般にウォッチの名前の数字が大きくなるほど様々な機能が入っています。
そのため、下位機種にある機能は概ね上位機種にも含まれています。
では、最もシンプルなウォッチ「ForeAthlete 10J」から、最も高機能なウォッチ「ForeAthlete 935」までの6種類のウォッチを順番に見ていきましょう。
ForeAthlete 10J
ガーミンのランニングウォッチのForeAthleteシリーズの中で最もシンプルなものです。
シンプルで必要最低限の機能のみが搭載されていて使い勝手が良いので、初心者におすすめです。
価格もGPS機能搭載ながら1万円を切るお手頃な値段となっています。
ブラックは手首の太い方向けで男性用、ピンクとグリーンは手首の細い女性でも着用できるサイズとなっています。
ブラックの重量が43g、ピンクとグリーンが36gと非常に軽量であるため、重さも気になりません。
ForeAthlete 35J
「ForeAthlete 10J」と違い、「ForeAthlete 35J」には心拍計の機能が搭載されているということです。
安静時心拍数と最大心拍数を計測することによって、練習メニューのきつさを知ることができます。
練習メニューのきつさは、心拍数に応じてウォーミングアップゾーン、脂肪燃焼ゾーン、有酸素ゾーン、マラソンペースゾーン、無酸素ゾーンの5段階に分けられています。
練習メニューで、心拍計の5段階中どのゾーンにいたのかを調べることで、自分に適したメニューを見つけ出すことができます。
また、睡眠時間や睡眠の質なども測定することができ、普段使いもできます。
さらに、一定時間動いていないときにアラートで運動を促す「ムーブバー」と呼ばれる機能があります。
心拍計の機能でより良い練習をしたい方、ランニングだけでなく普段使いにも利用したい方におすすめです。
ForeAthlete 235J
ガーミンには、「App Store」や「Google Play Store」のように、ランニングウォッチに様々なアプリを入れることができる「コネクトIQ」という独自サイトがあります。
「ForeAthlete 235J」は「コネクト IQ」から様々なアプリを入れることができ、ランニングウォッチの画面を変えたりできます。
また、ガーミンコネクトからトレーニングメニューを選んできて練習する便利な機能もあります。
ランニングウォッチにアプリを入れて自分流にアレンジしたい方や、どんな練習をすれば良いのかわからない方には、このランニングウォッチがおすすめです。
ForeAthlete 645 Music
音楽を聴きながらランニングをする方にとって、ランニング中にスマホの扱いと重量の問題は避けては通れませんよね。
しかし、このランニングウォッチであればたった42gのウォッチで音楽を聴けてしまうので、おすすめです。
「ForeAthlete 645」には音楽をパソコンからダウンロードする機能があり、最大500曲を入れることができます。
そしてBluetoothイヤホン(ワイヤレスイヤホン)を用いることによって、ランニング中はスマホを持たずに音楽を聞くことができます。
さらにランニング時の上下の体の動きや歩幅といったフォームを確認する機能や、トレーニングの負荷が適切かといった計測をしてくれます。
自分の行なっているトレーニングやフォームの良し悪しを客観的に確認し、改善したいという方にもおすすめです。
ForeAthlete 735XTJ
こちらのランニングウォッチは、ランニングの他にサイクリングや、スイミングなどの様々なスポーツのモードにボタン一つで切り替えることができます。
音楽は聴かないけど、ランニング以外にも色々な競技に挑戦するという方にはおすすめです。
さらに「ハートレートセンサー」という心拍ベルトと同期させると、ランニング後の回復までの時間を測定したり、水中での心拍数を計測したりできる多機能なランニングウォッチです。
また、心拍ベルトを装着せず、「ランニングダイナミクス・ポッド」という装置をランニングパンツのウエストの部分に引っ掛けることでも「ハートレートセンサー」同様の測定ができます。
ForeAthlete 935
ガーミンの「ForeAthlete」シリーズの中の最上位モデルです。
「ForeAthlete 645」のミュージックプレイヤーの機能はありませんが、最も多機能なモデルとなっています。
GPS機能オンで最大21時間の継続使用可能は、「ForeAthlete」シリーズでもトップクラスの長さです。
さらに、「ForeAthlete 645」にあって「ForeAthlete 735XTJ」になかった、トレーニングの強度などを確認するシステムがあるため、効率よくトレーニングができます。
また、「ForeAthlete 735XTJ」と異なり、ランニングのフォームの分析などをしてくれる「ランニングダイナミクス・ポッド」がセットでついてきます。
ランニングウォッチを初めて購入される方には、多機能すぎて逆に使いづらいかもしれません。
金銭的な余裕がある方や、自分のフォームや練習を細かく分析したい方におすすめです。
初心者に一番おすすめのガーミンのランニングウォッチは?
ガーミンのランニングウォッチを6種類紹介してきましたが、初心者には結局どれが良いのでしょうか?
高機能なランニングウォッチもありますが、私は最もシンプルな「ForeAthlete 10J」をおすすめします。
なぜなら、機能が多ければ多いほど、使い方がわからない可能性が上がるからです。
ランニングをするためにランニングウォッチの取り扱い説明書を読むのに時間がかかっていたら本末転倒ですよね。
そして、その間にランニングに対するモチベーションも下がってしまい、億劫になってしまう可能性があります。
逆に、「ForeAthlete 10J」であれば、機能が少ない分操作が簡単なため、比較的簡単に慣れることができ、すぐにランニングウォッチをつけて走り出すことができます。
ウォッチを購入したことも重なって、ランニングへの意欲が上がるはずです!
さらにGPS機能を搭載しながらも、1万円を切るリーズナブルな価格となっていることも、「ForeAthlete 10J」を初心者におすすめする要因です。
まとめ
普段使いも考えている方、音楽を聴きながら走りたい方、トレーニングやフォームを細かく分析したい方は、こちらで紹介したガーミン「ForeAthlete」シリーズの上位モデルを参考にしてみてください。
一方で、特にこだわりがなく、ランニングウォッチを初めて購入される方には、必要最低限の機能を持つ「ForeAthlete 10J」がおすすめです。
シンプルなランニングウォッチをもっとたくさん見たいという方は、こちらを参考にしてください!
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