初心者ランナーにとってシューズ選びは大変ですよね。
メーカーもたくさんありますし、メーカーの中でも似たようなシューズがたくさんあって決めづらいのではないでしょうか?
闇雲にシューズを選んでも、自分の足に合わないものに当たってしまう可能性もあります。
ここでは、初心者におすすめのメンズのランニングシューズ5選をランキング形式で紹介していきたいと思います。
そもそも、ランニングシューズを履くメリットや選び方をご存知でしょうか?
シューズを紹介する前に、まずはシューズ選びについての基本知識を知っておきましょう。
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Contents
そもそもランニングシューズはスニーカーと何が違うの?
そもそも、ランニングシューズとスニーカーの違いは何でしょうか?
端的に言ってしまうと、ランニングシューズにはランニングをサポートする様々な機能がついているということです。
スニーカーは日常生活での使用を考えられているため、シューズの性能はあまり求められません。
一方で、ランニングシューズは初心者用やアスリート用など、それぞれのレベルや足の形に合うように分かれて特化しています。
自分の足に合うシューズを選ぶことによって、スニーカーよりも速く、もっと快適に走ることができます。
しかし、自分の足やレベルに合わないシューズを選んでしまうと、足の故障にも繋がってしまいます。
そこで、ランニングシューズを決める前に、初心者のランニングシューズの選び方のポイントを確認していきましょう。
ランニングシューズは選び方が重要!初心者にはどんなシューズが良い?
ランニングシューズを選ぶ際のポイントとは何でしょうか?
以下の3つの観点を踏まえた上で、シューズ選びをすると失敗が少なくなります。
①初心者に適した特徴を持つシューズの選び方
②シューズの長さと幅の選び方
③あなたの「プロネーション」タイプからの選び方
初心者に適した特徴のシューズとは?
ランニングシューズを評価する主なポイントは、以下の5点です。
・フィット感
・反発性
・安定性
・クッション性
・軽量性
一般的に、5つの要素を両立するのは難しく、クッション性と反発性・安定性などは相反する性質です。
そのため、速く走れそうだから軽量性だけで選んでしまうと、上級者用のクッション性や安定性の少ないシューズを選んでしまう可能性があります。
では、初心者ランナーは上の5つの要素がどれくらいのバランスで入ったシューズが良いのでしょうか?
結論としては、クッション性がある程度あるもので、片足200g~300g台の前半の重すぎないシューズが良いでしょう。
クッション性だけで選んでしまうと、かなり重いシューズもあり、走りにくいです。
ある程度のクッション性があり足を保護しながら、軽量性や反発性も確保してスピードも出せるシューズが最適です。
ランニングシューズのサイズの選び方は?
シューズの長さはどれくらいが良い?
スニーカーの場合は、あまり意識していなかった方も、ランニングシューズを決めるときは適切なシューズのサイズを選びましょう。
シューズの大きさが合っていないと、足の負荷の大きいランニングでは靴擦れをを起こしたり、足指の骨などに支障が出てしまったりすることがあります。
ランニングシューズは足の長さよりも0.5~1.5cm程度大きいものが好ましいです。
例えば、足長が26.0cmの方は26.5~27.5cm程度のシューズを選ぶのが良いです。
メーカーやシューズによって足に合う大きさが異なるので、実際にシューズを履いてみて0.5~1.5cmのうち、最も足に合うものを選んでください。
見逃しがち!シューズの幅の決め方は?
シューズのサイズを調べるときに、縦の長さだけしか見ない方もいるのではないでしょうか?
しかし、足の長さだけでなく、足の幅も人によって異なるので、確認する必要があります。
ランニング時は足に体重の3倍もの負荷がかかるので、特に幅の小さいシューズを選んでしまうと、足を痛めてしまう原因になってしまうからです。
足の幅は、JIS(日本工業規格)によって、小さい順にA、B、C、D、E、2E、3E、4Eと定まっています。
日本人の平均の足幅は2Eと言われていますが、個人差があるので一概には決められません。
足の長さと幅を測る方法については、以下の記事で紹介しているので、参考にしてください。
→ランニングシューズのサイズの決め方は?自分の足長と足幅を調べる方法を紹介!
あなたの「プロネーション」タイプは?もっと自分に合うシューズを選ぶ方法!
左からオーバープロネーション 、ニュートラルプロネーション、アンダープロネーション出典:sportsauthority.jp
「プロネーション」とは地面への足の着き方のことで、人によって異なります。
プロネーションには「オーバープロネーション」、「ニュートラルプロネーション」「アンダープロネーション」の3タイプがあります。
地面への着き方の違い | どんな人に多い? | |
オーバープロネーション | 着地後に、足が外側から過度に内側に倒れ込む | X脚、土踏まずが低く扁平足気味な方、外反母趾の方 |
アンダープロネーション | 着地後に、足が外側からほとんど内側に倒れ込まない | O脚、土踏まずが高い方 |
ニュートラルプロネーション | オーバープロネーションとニュートラルプロネーションの中間 |
特に、足の形に異常が無い方 |
それぞれのプロネーションタイプに適したシューズがあります。
では、あなたのプロネーションタイプは何でしょうか?
あなたのプロネーションのタイプは?
目安として、オーバープロネーションの割合は、およそ7割とも言われています。
逆に、アンダープロネーションの方が最も少なく、アンダープロネーション用のシューズも少ないです。
プロネーションを判断する目安として、スポーツオーソリティーの動画が参考になります。
ただ、プロネーションは自分で判断してしまうと、間違ったタイプだと判断してしまう可能性があり、怪我などに繋がり兼ねません。
そのため正しいプロネーションタイプを知るには、シューズの販売員に聞いてみるのが最も正確です。
プロネーションを調べたもらうためにも、実際に店舗まで足を運んでみてはどうでしょうか?
初心者のランニングシューズの選び方・試し履きの方法は以下の記事で詳しく紹介しています。
初心者におすすめのメンズのランニングシューズは?
5位 アシックス GEL-KAYANO 25
サイズ:24.5cm〜33.0cm
幅:「ナロー(スリム)」「標準」「エクストラワイド」の3種
特徴:クッション性が高い・足の負担を軽減
その他のポイント:オーバープロネーション用シューズ
シューズの特徴は?
5位はアシックスの「GEL-KAYANO 25」は多くの初心者ランナーに人気のあるシューズです。
「GEL-KAYANO 25」の最大の特徴は、クッション性です。
ゲルカヤノ25のミッドソール(足裏と靴の裏の中間の厚い部分)には、「フライトフォームライト」と「フライトフォームプロペル」という2つの新素材が使用されています。
この2つの素材がクッション性の元となっています。
ゲルカヤノ25はクッション性に優れているので、膝などに不安があり、あまり負荷をかけたくない方におすすめです。
また、「フライトフォームライト」と「フライトフォームプロペル」によって従来のシューズよりも軽量化し、反発性・耐久性も向上しています。
そのため、もっと速く走ることも可能になっています。
また、かかとや中足部が強化されており、安定性やフィット感も生じています。
さらに、外反母趾の原因となるオーバープロネーション現象への対策もされています。
そのため、脚が地面に着地するときに過剰に内側に倒れこんでしまう方でも、怪我のリスクが減少します。
購入者の感想は?
-
自分の足にぴったりなのでこのシリーズを毎回買ってます。
引用元:楽天
足への負担もなく、膝などの衝撃も吸収してくれるので、走り終えてからの足の疲れ方が全然違うので本当にびっくりしています。
また、走るペースも自然と上がってるのが分かりますし、走り方をアシストしてくれている様で、きちんとしたランニングフォームも作りやすいです。
引用元:アシックス公式サイト
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→初心者におすすめのアシックスのランニングシューズ3選はコレ!
4位 アディダス UltraBOOST
サイズ:22.0cm〜33.0cm
幅:小さめ
特徴:クッション性と反発性を両立
その他のポイント:デザイン性が高い、スニーカとしても使える
シューズの特徴は?
4位は、アディダスの「UltraBOOST」というシューズです。
このシューズの特徴には、アディダス最新ミッドソール素材「BOOST™フォーム」が100%使用されています。
「BOOST™フォーム」によって、クッション性と反発性が両立しており、初心者の方でまだ筋肉がついておらず、足の過度な負担を懸念される方におすすめです。
また、シューズの裏は網目状になっています。
網目が大きい部分は衝撃吸収性が高く、網目が細かい部分は安定性や反発性が高くなっていて、足の衝撃などを考慮した作りとなっています。
アッパー(シューズの上部)の部分は、「adidasプライムニットアッパー」と呼ばれる素材が使用されており、軽量化し、フィット感が強くなっており、靴ずれを防ぎます。
また、通気性も高く特に夏場の足蒸れを軽減してくれます。
購入者の感想は?
30代男性
期待以上のクッション性でした。
ランニング目的でなく、普段のお出かけ用でメインです。
買い物や遊園地での長時間歩行に対して、疲れを思いっきり軽減してくれます。
2018年4月現在、これを超えるクッション性能を持つ靴に出会えていません。
引用元:楽天
-
さすがプライムニットアッパーだけあって、足が包み込まれるような履き心地。
アディダスのスニーカーは初めて購入しましたが、この履き心地は「グッと来た~」という感じです。
引用元:楽天
50代男性
履きやすいです。弾んでいる様な気分です。買って良かったです。
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→初心者におすすめのアディダスのランニングシューズ3選はコレ!
3位 ミズノ ウエーブシャドウ2
サイズ:25.0cm〜28.0cm、23.0cm〜28.5cm(ブラック×ブラックのみ)
幅:「標準」、「ワイド」の2種
特徴:フィット感・安定性に優れる
その他のポイント:フォアフット着地の練習におすすめ
シューズの特徴は?
こちらは、2018年の6月に発売されたミズノのランニングシューズです。
他のランニングシューズと「ウエーブシャドウ2」異なるのは、つま先とかかとの部分の厚さの差(ドロップ)が8cmと小さくなっていることです。
そのため、つま先の付け根の部分で着地をする「フォアフット着地」を練習し身につけることができます。
多くの方は、ランニングの際「かかと着地」になっているのではないでしょうか?
しかし、「かかと着地」には接地の際の摩擦が大きく、ブレーキがかかってしまうというデメリットがあります。
一方で、「フォアフット着地」では、足のバネを利用することができるので、効率よく前に進むことができます。
「フォアフット着地」での練習をしたい方は、「ウエーブシャドウ2」がおすすめです。
また、ミズノ独自の波形のソール「cloud wave」が搭載されています。
足の内側への倒れこみを防ぎ、怪我の防止に繋がっり安定性を生み出しています。
また、波形ウエーブが衝撃を吸収し、エネルギーを蹴り出しに変えることで反発性も獲得しています。
購入者の感想は?
デザインが気に入り購入。
サイズは少し大きめのものがいいかもしれません。
引用元:ミズノ公式サイト
ウェーブシャドウ2ワイドは3Eですが足にピッタリで幅広の他製品のように遊びがなく気に入りました。
靴底も強化されており長持ちすると思いますが、気に入ったので色違いで2足購入しました。
引用元:ミズノ公式サイト
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→初心者におすすめのミズノのランニングシューズ3選はコレ!
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2位 ニューバランス HANZO U
引用:楽天
サイズ:25.0cm〜30.0cm
幅:D(細め)、2E(標準)、4E(広め)の3種類
特徴:軽量性・反発性とフィット感を両立した、日本人の足に合うシューズ
その他のポイント:オーバープロネーション用シューズ
シューズの特徴は?
2位は、ニューバランスの「HANZO U」というランニングシューズです。
「NB HANZO U」の基となった「1040」は、ニューバランスの中でも多くのランナーから人気を獲得してきました。
「NB HANZO U」のソールには、2種類の素材が組み合わされており、軽量性と反発性が生み出されています。
また、かかとの部分のフィット感が強く、足とシューズの一体感が高まっているため、フィット感と安定性がさらに向上しています。
内側へ足が倒れこむ「オーバープロネーション」への対策もされているため、怪我をしにくい走り方をサポートしてくれます。
さらに、アッパー部分は「エンジニアードメッシュアッパー」が採用され、通気性と安定性が確保されています。
足長だけでなく、幅も、D、2E、4Eから選べるため、自分にあうシューズが見つかる可能性が高まります。
ウルトラマラソンのような超長距離を走る方から、正しいフォームを身につけたい初心者の方も使用できるシューズです。
購入者の感想は?
40代女性
デザインに惚れて購入、マラソンのエントリーで購入しました。
引用元:ニューバランス公式サイト
ニューバランスは幅広の私にとって少し悩みましたがサイズを0.5大きいものを購入し、とてもフィットしてます。
まだ短距離でしか利用してませんが楽しみです
引用元:ニューバランス公式サイト
1位 ナイキ エピック リアクト フライニット
引用:ナイキ公式サイト
サイズ:24.5cm〜30.0cm
幅:小さめ
特徴:反発性・クッション性・軽量性・安定性を高いレベルで実現
その他のポイント:初心者から中級者まで幅広く使用できる
シューズの特徴は?
「エピック リアクト フライニット」は、2018年2月に発売されたナイキのランニングシューズです。
かかとの部分が非常に厚くなっており、クッション性が高くなってます。
一方で、前足の部分のソールは対照的に薄くなっており、蹴り出しはスムーズなっています。
また、ナイキ独自のソールが使用されており、クッション性を保ちながら、高い反発性を実現しました。
その結果、衝撃を吸収しながらも、蹴り出しの時に反発を得ることができ、推進力を得られます。
このように高いクッション性・反発性を備えていながら、28cmシューズで一足の重量は239gと非常に軽くなっています。
その他、シューズのアッパーの部分は、「フライニット」と呼ばれるニットを用いて、継ぎ目をなくすことで、足の形にフィットする形状となっています。
反発性・クッション性・軽量性・安定性を高いレベルで実現した、高機能で初心者におすすめのランニングシューズです。
購入者の感想は?
期待通り、クッション性抜群でとにかく軽い!
大事に履こうと思います。
引用元:ナイキ公式サイト
何よりもクッションの柔らかさが特徴的です。それでいて反発があり、しかも軽い。ロードを走っていてもまるでトラックのような感覚でピョンピョン走れます。これだけのクッションがあって200g前後の軽さを実現したシューズはほかにないでしょう。
リアクトのクッションが柔らかいので脚に優しいですし、とにかく軽いのでスピードも難なく上げられます。シビアにタイムを求めるなら他のシューズも選択肢に上がってくるでしょうが、クッション性メインで考えるなら幅広い使い方もできるこれが最高。やみつきになる感覚で、走るのが楽しくなります。
引用元:ナイキ公式サイト
<関連記事>
→初心者におすすめのナイキのランニングシューズ3選はコレ!
まとめ
初心者におすすめのメンズのランニングシューズ5選を見てきました。
気になるシューズが見つかったとしたら幸いです。
ランニングシューズはアマゾンや楽天、メーカーのサイトでも購入することはできます。
しかし、サイズだけを見て決めてしまうと履き心地が合わないシューズを購入してしまうかもしれません。
なので、余裕があれば店舗に足を運んで実際にいろいろなシューズを履いてみることをおすすめします。
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