8月27日のアジア大会、男子100m決勝で山縣選手が3位に入りましたね!
世界の大舞台で、結果を残すことのできる勝負強さが光った大会となり、山縣選手への注目も一段と高まりました。
山縣選手の武器といえば、スタートの反応・飛び出しですが、世界トップレベルのスタートを可能にしている要因の一つにスパイクがあります。
では、山縣選手が使用していたスパイクは、どのブランドの何というシューズなのでしょうか?
山縣選手の今までの活躍と逸話、そしてブランクまで振り返りながら確認していきましょう!
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山縣選手の経歴は?
アジア大会100m、10.00(+0.8)で3位でした。アジアの壁、10秒の壁はまだ越えられませんでしたがたくさんのサポートがあって、なんとか自己記録を出すことができました。応援ありがとうございました。気持ちを切り替えて、リレーも頑張ります🏃♂️ pic.twitter.com/Gr0ScMVIwp
— 山縣 亮太 (@V7Jqq) 2018年8月27日
山縣選手が陸上の大会に初めて出場したのは小学校4年生のとき。
2歳年上の兄が陸上の大会で入賞して大きな賞状をもらってきたのを見て、羨ましく感じ、自分ももらってきたいと思ったそうです。
そして迎えた市の大会では、他の選手がスパイクを履いて走る中、山縣選手はスニーカーを履いて走り、ダントツの1位!
この活躍が、陸上の関係者の目に留まり、スカウトされて地元で有名な陸上クラブに入ります。
その後、着実に才能を伸ばし、広島の進学校である「修道高校」、そして大学は慶應義塾大学に進学しました。
大学1年生の時の山口国体では、100m走10秒23という日本ジュニア記録を出して優勝し、雲の上の存在だったオリンピック出場が現実味を帯びてきます。
2012年の大学2年次には、ついにロンドンオリンピックの代表に選出されました。
そして2015年にセイコーホールディングスに入社し、2016年には、再びリオデジャネイロオリンピックの代表メンバーに選ばれました。
しかし、2017年は怪我の影響で成績が上向かず、世界陸上の代表メンバーからも外れてしまいました。
また、9月には、同じく短距離の桐生祥秀選手が9秒98をマーク。
初の10秒切りを果たし、ライバルに先を越される状況になってしまいます。
そんな中、9月24日の大会で、自身初であり日本歴代2位タイとなる10秒00をマークします。
2018年に入ってからは優勝を重ね、6月23日の日本選手権では、大会記録の10秒05をマークし優勝しました。
そして、8月27日のアジア大会の男子100m決勝では、日本選手最高の3位を獲得し、調子を調子を取り戻しつつあります。
以下が、アジア大会男子100m決勝で3位になった時の動画です。
アジア大会陸上2018
男子100m準決勝3組
1.山縣亮太 10.10
決勝へ#アジア大会陸上 #アジア大会2018 pic.twitter.com/yhwAlXrguI— @陸上競技(トラック) (@ran_run_mori) 2018年8月26日
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山縣選手が大会で履いているスパイクは?
今日は、吉田会長、山縣選手、井谷選手と楽しい時間を過ごさせて頂きました。
いつも有り難う御座います。#吉田会長#山縣亮太#井谷選手#瀬田川歩#仲田健 pic.twitter.com/qGEtOxg67M— ken nakata (@ken57748809) 2018年7月29日
山縣選手がアジア大会で履いていたシューズは、ナイキの「ズーム スーパー フライ エリート」というモデルで、以下のスパイクです。
2008年のオリンピック北京大会、2012年のロンドン大会の女子100mで2冠を達成したフレーザー・プレイサー選手とナイキが協力して開発しました。
ナイキによると、「ズーム スーパー フライ エリート」をプライス選手が履いて走ると、0.013秒速く走ることができるとのことです。
アッパーは、フライメッシュを使用しているため、通気性が良くなっており、スパイクプレートは、硬くなっているため、高い反発力を実現しています。
また、プレートを硬くしてしまうと、その分シューズが重くなってしまいますが、軽量化もされており、従来のモデルからプレートの重さが半減しました。
「ズーム スーパー フライ エリート」の発売当初は固定ピンでしたが、2018年に新作モデルが出ており、取り替え式のピンになりました。
実は、山縣選手だけでなく、2017年2月からケンブリッジ飛鳥選手も同じ「ズーム スーパー フライ エリート」を履いています。
さらに、2018年6月23日の日本選手権の100m決勝では、8人中4人がこのシューズを履いていました。
このことから、「ズーム スーパー フライ エリート」は日本の短距離選手の中で最も人気のあるシューズと言えるでしょう。
ナイキの「ズーム スーパー フライ エリート」はどこで買えるの?
山縣亮太選手も履いているスパイクです。 陸上スパイク ナイキ ズーム スーパー フライ エリート NIKE ZOOM SUPER FLY 短距離用 [楽天] https://t.co/WwDowYGeYo #rakuafl pic.twitter.com/wxhoLC7Dhl
— まっすー (@japjmjgm) 2018年8月28日
「ズーム スーパー フライ エリート」は楽天やアマゾン、Yahoo!ショッピングから、購入することができます。
2018年以前のモデルの色には、以下のようなものがあります。
ただ、多くのプロ選手が使用して人気が出たためか、ほとんどのサイズが売り切れのため、自分の足に合うサイズの購入は難しいでしょう。
また、2018年にも以下のようなニューモデルが発売されました。
ニューモデルの特徴は、スパイクのピンが取り替え式になっているということです。
現在の1番人気が赤のモデルです。
赤モデルも、ほとんど足に合うサイズが見つからない状態となっています。
そして、山縣選手が履いているのは、2018年の青のモデルです。
青のモデルと黒のモデルも、需要の高いサイズは売り切れ始めており、自分の足に合うシューズが手に入りづらくなりつつあります。
まとめ
山縣選手が大会で履いていたスパイクは、ナイキの「ズーム スーパー フライ エリート」というシューズでした。
実は、「ズーム スーパー フライ エリート」は、山縣選手だけでなく、ケンブリッジ飛鳥選手など、日本を代表する短距離選手が履いており、現在非常に人気のあるスパイクです。
そのため、ネットからは、手に入れづらくなっている色もあります。
今後の、山縣選手の活躍によっても再びスパイクの注文が殺到するかもしれません。
もし、購入を検討されている方は、ネットからもしくは店舗に足を運んで確認してみてくださいね!
また、ナイキの「ズーム スーパー フライ エリート」は短距離用のスパイクですが、一方でダイエットやフルマラソン完走を目指して長距離を走っている方も多いと思います。
そんな方には、こちらの記事で初心者におすすめのランニングシューズを紹介しているので併せて読んでみてください!
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