カブスに所属しているダルビッシュ有投手が怪我をしていた右肘の手術をしました。
近年は、ダルビッシュ投手の怪我が多いのではないかと改めて思った方もいるのではないでしょうか?
そこで、ここではダリビッシュ投手の今までの怪我について振り返ってどのくらい怪我をしているのかを見ていきましょう。
また、なぜダルビッシュ投手の怪我が多いのでしょうか?
ダルビッシュ投手の怪我が多い要因についても見てみましょう。
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ダルビッシュ有の今までの怪我は?
2005年 日本ハム入団前
引用:https://twitter.com/hamehame45/status/963268291455205376
2004年に、自主トレをしているときに、右膝を痛め、関節炎であることが判明しました。
そのため、1月の日ハムの新人合同自主トレには参加できませんでした。
その後、二軍で調整を続け、5月5日に二軍で初登板しました。
しかし、それ以降日本球界では目立った怪我はなく、順調に実績を残していきます。
日本ハムに2011年まで在籍し、2007年〜2011年までの5年間は防御率1点台をキープし、最優秀防御率2回の、最多奪三振3回、最優秀選手2回の他、沢村賞も獲得するなど、日本では無敵状態となります。
大リーグ移籍後初の怪我(2013年7月10日)
引用:https://twitter.com/meigenbot_shu/status/1039683373084508160
実はダルビッシュ選手、最初は大リーグでプレーをすることを拒否していたのですが、もっと高いレベルに挑戦したいということで、大リーグへの挑戦することにしました。
2012年1月18日に、レンジャーズと契約します。
2012年シーズンは、16勝9敗で防護率は3.90という成績を残し、新人王の投票では、3位に入りました。
しかし、2013年7月10日に右僧帽筋(肩から背中にかけての筋肉)の張りで故障者リスト入りします。
しかし、すぐに復活し、8月12日のアストロズ戦では8回1アウトまでノーヒットノーランを達成し、怪我の影響を感じさせないピッチングをしました。
2013年シーズンは、277個の三振を奪い、最多奪三振のタイトルを獲得するなどの活躍を見せます。
首の凝りで15日間の故障者リスト入り(2014年3月30日)
引用:https://twitter.com/sakamobi/status/1033703288657461249
昨年、好成績を残したダルビッシュ選手、今年の活躍も期待されていましたが、首に凝りがあるということで、シーズン開幕は、故障者として迎えることとなります。
しかし、シーズン前半戦は8勝5敗、防御率は2.97と非常に内容が良く、オールスターにも選ばれました。
2014年シーズンもこのまま最後まで投げてくれるかと思っていた矢先、8月13日に右肘の故障で15日間お故障者リストに入ると、そのまま2014年シーズンの登板はありませんでした。
右肘の靭帯損傷(2015年3月6日)
引用:https://twitter.com/MLBJapan/status/576430709897867264
そして2015年には、投手にとっては致命的な怪我を負ってしまいます。
2015年3月6日に右肘の靭帯側副の損傷が発覚し、3月13日に「トミー・ジョン手術」をします。
この手術により、2015年の登板は絶望的となります。
復帰登板となったのは2016年5月28日で、およそ1年2ヶ月ぶりのことでした。
大きな怪我から復帰後のシーズンとなった2016年シーズンでしたが、7勝5敗で防御率は3.41とまずまずのピッチングを見せてくれました。
1年後の2017年シーズンは、途中までで6勝9敗で防御率4.01と思うような成績が残せていませんでした。
そして2017年シーズン途中で、レンジャーズからドジャーズに移籍することになります。
移籍後は4勝3敗、防御率3.41で、チームの地区優勝に貢献し、復調の兆しが見えてきました。
右上腕三頭筋の炎症(2018年8月22日)
引用:https://twitter.com/matome_ikan/status/1040058126332903424
2018年には、ドジャーズからカブスに移籍し、6年で1億2600万ドルと大型の契約を結びます。
しかし、ここまでの成績は1勝3敗で、防御率4.95と不振でした。
8月22日には、右上腕三頭筋の炎症が発覚し、今シーズンの復帰が絶望的となってしまいました。
そして、日本時間の9月13日には、右肘の関節鏡手術をしたことが公表されました。
気になるダルビッシュ投手の怪我についてですが、春のキャンプには復帰できるとのことで、あまり重症ではないようで、ひとまず安心です。ここでは、岩隈久志投手のマリナーズ退団の経緯と、日本の球団への復帰の可能性について見ていきましょう。
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ダルビッシュ投手の怪我が増えた理由は?
ここまで、ダルビッシュ投手の怪我について振り返ってきましたが、大リーグに移籍した2012年以降怪我が多くなっていますね。
ではなぜ、大リーグ移籍後に怪我が増えたのでしょうか?
登板間隔が短いから?
日本のプロ野球では、先発投手の登板間隔が中6日が多いのに対して、大リーグは中4日が多くなっています。
登板間隔が短くなれば疲労回復までの時間が短くなるので、その分怪我をしやすくなります。
大リーグの球が滑りやすいから?
大リーグの球は、日本で使用されているものと比べると滑りやすいと言われています。
滑らないように投げようとした結果、ボールの握り方が変わり、筋肉や関節への負担が大きくなってしまうことが考えられます。
筋肉のつけすぎ?
ダルビッシュ投手は、2010年のシーズン終了後から肉体改造を始めました。
肉体改造を始めたきっかけは、外国人選手との対戦が多くなり、大リーグへの挑戦を考え始めたことです。
ダルビッシュ投手は独自理論を開発し、がたいの良い外国人にも負けないためには筋肉をつけて体を強化するしかないという考えの元、肉体改造を始めました。
確かに肉体改造後は、ストレートの球威がアップするなどの効果がありました。
しかし、関節は成長しないので体のバランスが崩れ、怪我が多くなってしまったという可能性があります。
ダルビッシュが大リーグに移籍後、怪我が多くなっている理由には以上のような要因が考えられます。そのほかにも、子供の頃に投げすぎていることや、スライダー・スプリットなど肘への負担が大きいとされる球種の多投といったことも影響してくるのではないでしょうか?
ダルビッシュ有の今回の怪我に対する反応は?
「ダルビッシュが右肘を手術」今年はもう駄目、若い内は150キロ出した160キロ出したと言っても、30過ぎれば若い時の無理が出て故障だらけに成る!無理は禁物!
— tecchan (@TecchanTeruo) 2018年9月13日
ダルビッシュ右ひじ手術か、来年完全復活するの待ってます。
— レオン (@Leon_1136) 2018年9月12日
順風満帆のようで苦難の多い投手人生だと思う。折れずに腐らずに、周囲の声を跳ね返してくれることを期待したい。
こう考えると、ピッチャーで大きな怪我をしなかった黒田ってスゲーわ。
イチローが言ってたけど、やっぱり体を大きくしたら怪我が多くなるんやね。
パワーは上がるけど、代償は大きい。
復帰を望む声がある一方で、ダルビッシュ投手の肉体改造が間違っていたのではないかという声も見受けられます。
また、ダルビッシュ投手の怪我の多さに比べて、大リーグに行っても大きな怪我をしなかった黒田投手やイチロー選手を再評価するコメントもありますね。
まとめ
ダルビッシュの過去の怪我と、現在の怪我の状態についてきました。
確かに大リーグに行ってから、ダルビッシュ投手は怪我が多くなっています。
肉体改造によって、体がついていけなくなってしまった可能性も高いです。
しかし、まだ32歳と、年齢的にはまだ活躍できるのではないでしょうか?
今回の怪我を機に、イチロー選手や黒田選手のように怪我に対する意識を上げて欲しいところです。
ここでは、岩隈久志投手のマリナーズ退団の経緯と、日本の球団への復帰の可能性について見ていきましょう。
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