なるべく、効率的に痩せたいと思っているあなた!
もし、ダイエットに効果的な「走りのゴールデンタイム」があれば、できるだけそのときを狙いたいですよね。
特に、食前と食後のどっちに走ったら良いかということで、悩む方も多いようです。
では、ランニングダイエットは食事の前と後でどちらが効果的なのでしょうか?
また、その理由とはなんでしょうか?
ここではランニングダイエットのタイミングについて、食前・食後の効果的なのかを見ていきましょう。
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Contents
ランニングダイエットは食事の前後どっちが良い?
結論から言ってしまうと、食前と食後でダイエットの効果はほとんど同じです。
実は、ランニングダイエットでは走る時間帯はいつでも良いのです。
もし、早朝に時間があるなら早朝に、日中は忙しいのなら夜にで全く問題ありません。
食前でも食後でも、あなたが走りたい時間に走るのが最も良いと言えます。
では、なぜ食事の前後で、ダイエット効果が同じなのでしょうか?
食事の前後でランニングの消費カロリーが同じだから!
痩せるか痩せないかのたった一つのポイント、それはカロリーです。
消費カロリーが摂取カロリーを上回れば、痩せることができます。
ランニングをすることで、消費カロリーを増やすことができます。
では、どうすれば消費カロリーを高めることができるのでしょうか?
実は、消費カロリーを増やすために重要なのはキツさではなく、走った距離。
食前でも食後でも、同じ5km走ればカロリーの消費は同じです。
実際、消費カロリーを計算する公式は、
消費カロリー(kcal) = 体重(kg)× METS × 時間 ×1.05
と定まっています。
上の公式からも、消費カロリーに関係するのはあなたの体重・走った時間・距離のみであることがわかります。
(METSは運動強度を表す値。ジョギング全般ではおよそMETS = 7)
つまり、長い距離を走るほどカロリーが消費されることがわかります。
なので、なるべく早く痩せたいと思うのであれば、食事の前後のどちらで走るかは重要ではありません。
それよりも、早く痩せたいのであれば、走る距離をできるだけ長くした方が良いと言えます。
気になる噂!食前に走った方が脂肪燃焼が大きい!?
ここまで、ランニングダイエットは食事前後で効果がほとんど同じであることを見てきました。
しかし、「食前に走った方が脂肪燃焼しやすい」という噂を耳にしたことのある方もいるのではないでしょうか?
では、食前の方が脂肪燃焼が高いのでしょうか?
そもそも、体を動かすエネルギー源となっているのは脂肪と糖です。
そして確かに、食前の方が糖が少ないため、脂肪が選択的に使われます。
そのため、食前は脂肪燃焼しやすく、食後は糖の消費が多いのは事実です。
しかし、多くの方が勘違いしているのが、「ダイエット = 脂肪燃焼」という関係。
「脂肪燃焼」という言葉が有名になり、ダイエットをするためには、効率よく脂肪を燃焼させなければならないと思っている方も多いのではないでしょうか?
しかし、ダイエットで重要なのは脂肪燃焼ではなく、消費カロリーを増やすことです。
脂肪でも糖でも、走っていれば同じだけカロリーを消費し、減量を目指すことができます。
つまり、痩せたいからといって脂肪燃焼の効果の大きい食前に走る必要はありません。
食後でも、食前と同じだけ走れば、同じカロリー消費・ダイエット効果を得ることができます。
<関連記事>
→20分以上走らないと脂肪燃焼しない!?ランニングの都市伝説を検証!
食前・食後に走る際の注意点は?
食前に走る際に気をつけることは?
食前に走る際に注意するべきことは、「ハンガーノック」です。
ハンガーノックとは、端的に言うと運動などによるエネルギー切れのこと。
エネルギー源である糖が枯渇して、低血糖になり、激しい空腹感や脱力感、頭がボーッとするといった症状が現れます。
フルマラソン・トライアスロンなど、高強度・長時間の運動行った場合に起こることが多いです。
そのため、日常のゆっくりペースで、20分など短時間のランニングでは発生することはあまりありません。
しかし、ランニングダイエットでも、ハンガーノックが起こる可能性は0ではありません。
特に、空腹感が強いなどといった場合は、走る前に糖分を補給した方が良いでしょう。。
おにぎりやバナナなど、糖分を補給できる食べ物を摂取してから走るのがおすすめです。
食後に走る際に気をつけることは?
食後すぐに走ってしまうと、消化器官への血流量が減少し、消化吸収が妨げられてしまいます。
さらに、脇腹が痛くて走れなくなってしまうことも考えられます。
食後に走りたい場合は、食事から約2時間経過してからを推奨します。
また、どうしても食後すぐに走る場合は、非常にゆっくりなペースを心がけてください。
まとめ
ランニングダイエットは食前でも食後でも、効果はほとんど同じです。
そのため、自分の空いているタイミングで走ってみてはどうでしょうか?
走るタイミングよりも重要なのが走る距離です。
ゆっくりなペースでもしっかりと距離を稼げれば、その分カロリーを消費することができます。
食前に走る場合には、万が一ですがハンガーノックにならないよう、空腹感が強いときは注意が必要です。
食後のランニングは、食事後2時間ほど経過してからにしましょう。
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